地盤改良
地盤改良とは地盤調査の結果、軟弱地盤と診断された土地に対し、建設する住宅が耐えられる様に基礎の下の地盤を補強することです。基礎を補強するだけでは不十分な場合、地盤自体を補強します。現在おもに用いられる宅地の地盤改良工法には、表層地盤改良工法と柱状地盤改良工法があります(その他、特殊な地盤で採用する工法もあります)。地盤改良は地盤調査で得たデーターをもとに、一番効果的な工法を選択します(工法だけではなく、作業効率やコストも考えます)。
地盤改良工法
柱状改良
柱状改良工法はセメントミルクを注入して土を柱状に固め、その上に基礎を作るという方法です。
表層改良
表層改良工法は軟弱な地盤の土とセメント系固化材(地盤改良用セメント)を混ぜ合わせ固化させることにより、地盤の耐力を増し、不同沈下を防ぐ工法です。
鋼管杭
鋼管杭工法とは住宅の荷重を小径構造用鋼管杭を介して強固な地盤に伝えることにより、支持力の確保及び、沈下の抑制を図る工法です。